はじめに

現代の自動車には、燃料節約と環境保護を目的とした「アイドリングストップ」システムが広く採用されています。
アイドリングストップ車には通常のバッテリーとは異なる専用のバッテリーが必要です。
本記事では、アイドリングストップ車用バッテリー特徴について詳しく解説します。

　
アイドリングストップ機能について

アイドリングストップとは信号待ちなどで一時停車したときに、自動的にエンジンがストップする機能のことをいいます。
車の電力消費は、ヘッドライトやエアコンなども比較的消費量が大きいですが、圧倒的にエンジン始動時のセルモーターを動かす際の電力消費が大きいです。
一般的なバッテリーと比較して、何倍も充電と放電を頻繫に繰り返しますので、その分バッテリーへの負荷も大きくなっていきます。

　
酷使されるバッテリー
環境への配慮を目的に開発されたアイドリングストップ車ですが、先述の通り、バッテリーにとってはかなり過酷な使い方を強いられます。
「アイドリングストップ」と「充電制御システム」を併用していたりすると、バッテリーの充電時間が極端に短くなってしまい、急速充電をしなければなりません。
このような状況は、バッテリーへの負荷が大きく、余計に短寿命化してしまいますので特に注意が必要です。

　
コストパフォーマンス
一般的なバッテリーよりも高性能なバッテリーなので価格は高くなります。
しかも、バッテリーを酷使せざるを得ない仕組みなので寿命も短くなります。
コストパフォーマンスを良くしようとするならば、後ほど「まとめ」でも紹介しますが、適切な車の乗り方をすることをおすすめします。

バッテリー寿命のサイン
アイドリングストップ車用バッテリーは、バッテリー性能が低下し、エンジン始動時に必要な電力が供給できなくなると、アイドリングストップの機能が効かなくなります。
例えば、長距離運転をして充分に充電されているにも関わらず、エンジンのかかりが悪くなる。
このような兆候が見られたら、車が突然動かなくなるといったトラブルが起こる前に点検・交換をおすすめします。

　
メリット・デメリットまとめ
メリット　：「燃費効率が上がる」「CO₂削減」

デメリット：「バッテリーへの負荷が高い」「セルモーターへの負担が大きくなる」
　　　　　＝劣化が早くなる

　
まとめ
・夏場、冬場など頻繁にエアコンを使用する時はアイドリングストップ機能をオフにする
・むやみにアイドリングストップ機能を使用しない（５秒以内の停止はOFFにしておく）
・定期的に長距離走行をして、バッテリーを十分に充電しておく
・渋滞時にはアイドリングストップ機能をオフにする
・アイドリングストップ車はバッテリーへの負荷が大きい為、高い耐久性と充電・放電性能がある専用バッテリーが必要

SUPER TB IS

30年以上にわたる高信頼のロングヒット商品 SUPER TBから高性能IS（アイドリングストップ車用）が新たに加わりました。
アイドリングストップ車、充電制御車、標準車まで幅広くご使用出来ます。

【答え】SUPER TB ISは、充電受入性と耐久性に優れています
アイドリングストップ車は、信号待ちで頻繁に停止・スタートを繰り返すため、バッテリーは過酷な状況下にあります。
従って、過酷な状況に耐えることができる耐久性と充電受入性を向上したバッテリーが必要です。
SUPER TB ISはアイドリングストップに最適化され、耐久性と長寿命を実現しました。
アイドリングストップ車だけでなく、標準車に搭載しても安全性を高めて長寿命性能がアップできます。

　
お知らせ
岐阜バッテリー販売は、バイクや自動車、フォークリフトなどの「バッテリー」を扱い50年以上。
海外からバッテリーを仕入れ、お客様のニーズに合わせて自社工場で組立・溶接・充電することで新しい価値を生み出す会社です。

バッテリーメーカーと直接取引をしていることから、バッテリーの取扱品目が多数ございます。
特にフォークリフトのバッテリーは輸入数No.1を誇っており、数百種類ものフォークリフトに対応できます。

メーカーとの強い関係性を生かし、プライベートブランドの共同開発にも取り組んでいます。
当社製品を取り扱う販売店や実際の機械を扱う会社様に、お客様の業務上のお困りごとや「こうなったら良いな」というニーズをヒアリング。

それらの声をもとにサンプルテストを行いニーズを見据えた商品提案をいたします。
もし、何か少しでも気になっていただけましたらお気軽にご相談・お問い合わせください。

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